白髪染めっていつから始まった?白髪染めの歴史

rishiri_3私達が当たり前のように使っている白髪染め
そういえば白髪染めっていつ頃から使われてきたんだろう?

普段から普通に使っているからちょっと気になったので調べてみました。

調べてわかったのですが白髪染めってかなり大昔から行われてきているみたいですよ。

最古の白髪染めは紀元前!

1番古い白髪染めの歴史は紀元前3000年前。

エジプトでの記録が1番古く、世界三大美人のクレオパトラもやっていたみたいです。

う~ん・・・昔からみんな白髪は気になっていたみたいですね。

昔の主流はヘナ

henaエジプトの時代にやっていた白髪染めは鉱物や植物を使った天然成分、今で言うヘナを使って染めていたそうです。

ヘナっていうと今の時代のヘナは技術が進んでいて染める成分を多く含む考えたヘナ作りや粉末にするときにもキレイに出来ますが、昔のヘナは大変だったみたいで時間もかなりかかっていたそうです。

日本の白髪染めの歴史

日本でわかっている記録では1番古いのは平家物語に出てくる斎藤実盛という武将が白髪染めをしたというのが1番古い記録です。

斎藤実盛は木曾義仲との戦で討ち取られた武将ですが、最後の戦では「最後こそ若々しく戦いたい」という強い思いから老齢とわからないようにするために白髪を墨で黒く染めてから戦に臨んだそうです。

「最後は若々しく戦いたい」という思いで白髪染めをしたのだから、日本でも白髪は老人、老けて見えるというのは昔からある考えみたいですね。

最近の白髪染めの発祥はヨーロッパ

最近の化学薬品入りの白髪染めは19世紀後半にヨーロッパで酸化染料というのが発見されて使われるようになり明治時代に日本にやってきたそうです。
それまでは日本の白髪染めは歯に塗っていたようなお歯黒式の白髪染めで髪を黒く染めていたそうです。

明治時代には酸化染料による白髪染めは高価なものでなかなか一般の人が気軽に使えるような値段ではなかったそうです。
しかも染める時間も今ほど早くなく、大正時代に入ると酸化染料の技術が進んで30分前後で白髪染めを出来るようになったそうです。

そこから少しずつ進化していき、昭和の後期には染色時間も今と変わらないぐらいになり、白髪染め以外のオシャレ染めも出来るようになり一気に流行りだしました。

しかし最近になり、白髪染めに入っている酸化染料の毒性が注目され始めてヘナや天然成分を使い出した白髪染めトリートメントが流行りだしています。

もちろん、技術は進んでいるので染まりやすいですが、クレオパトラが使った天然成分を使ったものに時代が戻りだしています。

もしかしたらクレオパトラは天然成分を使ったものが1番!と知っていたのかもしれないですね。

白髪・白髪染め情報

menu1 menu2 menu3
menu4 menu5 menu6