市販の白髪染めの染まる仕組み

char05手軽に買うことが出来る市販されている白髪染め

この白髪染めは化学薬品が入っているから簡単に染まるのですが、どうやって染めているのか?深く考えたことがなかったんですが気になるといえば気になりますよね。

染まっている時に自分の頭ではいったいどんなことがおこっているのか?ちょっと調べてみました。

 

白髪染めで染まる仕組み

まず最初に市販の白髪染めは1剤2剤を混ぜて使うタイプのものが多いのですが、この中の成分に

  パラフェニレンジアミン
  モノエタノールアミン
  レゾルシン
  過酸化水素水

名前は若干違うかもしれないですがだいたいこういう化学薬品が入っています。

これが髪を染める時に必要になってくるものなのですが、この化学薬品が白髪を染めることに貢献しています。

 

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まず最初にアルカリ剤、モノエタノールアミンなどで髪のタンパク質や水分が流れ出ないように守ってくれているうろこ状のキューティクルを開きます。

うろこ状になっているキューティクルが開いてくると髪の中に入れるのでその中に1剤2剤と混ぜた液体が中にはいっていき、パラフェニレンジアミンやレゾルシンで色を脱色。白髪は白いと感じますが正確には若干黄色になっていたりして黄ばんでいるそうです。

脱色して真っ白にしたと同時に酸素で入れた染料を発色させます。

そのままだとキューティクルが開いたままでせっかく入れた色も流れてしまうので酸化した分子をくっつかせて大きくします。

それでキューティクルの開きよりも大きくなるので引っかかって色が出てこないので内部に閉じ込めることが出来ます。キューティクルは一度開いたら閉じることはないので、キューティクルの開きよりも染料の分子を中で大きくしているんですね。

 

直接キューティクルを開いて中に無理やり染料を流し込むので1回でキレイに染まるしキューティクルの開きよりも大きな分子にするので色が落ちないということみたいです。

これはおしゃれ染めも同じ原理なんだそうですよ。

髪を染めている時は頭ではいろんなことが起こっているみたいです。

白髪・白髪染め情報

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